「......おいーっす」

「おー!主役登場やでー!!」




店に着くと俺以外のメンバー全員おって。
肝心の新藤さん達はまだ来てないみたい。


乾杯したみんなはたくさん褒めてくれて
俺のプレートをバックに自撮りした写メを見せてくれた。


散々騒いで時計を見ると既に23時を過ぎる頃。
結局新藤さん来んかったやん...



龍に聞いてもなんの連絡も来てないらしく
本気で心配そう。


それからまたメンバーだけで過ごしてたら
時間はもう終電が終わる時間。


何人かでタクシーで帰ろうかと立ち上がる。
家の方向的に紺ちゃんと乗り込んだ。





「なぁなぁ、家行っていい?」




恒例になりつつある絡みをする。
なんでやねんって言われるかと思えば






「ええよ。」





まさかのオッケー