甘い執事の思うがまま。






「お嬢様、本日のお昼にお伺いした話を聞いてもよろしいでしょうか?」


家に帰り、主従関係に戻った途端、拓人は早速私に聞いてきた。

その表情には心配の色が浮かんでいて。
もしかして、相当心配かけさせていた?


「拓人、あの、そこまで重要じゃないっていうか」
「それでも構いません」

「じゃあ、拓人もこっち座って?」


ベッドの上に腰掛けた私は、ドア付近に立つ拓人の名前を呼ぶ。

拓人は少しためらいながら私のそばまでやって来て、座ることはせずに立ち止まった。


「ほら、隣に座って?」
「ですが…」
「話するから拓人も座るの」

強制すれば、拓人はまだためらいがちだったけれど、隣に座ってくれた。