「それで〜?今年もあのラベンダー畑行くの?」
朝ごはんを食べながら叶夢が突然聞いてきた。
「…行くつもり、ではいるけど。」
モゴモゴとしか言えない私を見て焦れったそうに箸を置く叶夢。
「ふわり、そんなんでラベンダー畑行けんの?!ていうか、そんな気持ちで思い出の場所行ったら琉羽が可哀想!!」
分かってるよ…
「でも…」
「でもじゃない!行くなら行く!俺も一緒に行ってやるから、ちゃんと挨拶してこい!!」
叶夢…
そうだよね、琉羽と私の思い出の場所だもん。
ちゃんと、琉羽に挨拶しにいかなきゃ。
「叶夢、ありがとう。お昼ごはん持って、行こう!」
「おう!ちゃんとカニカマ入れてくれよ☆」
やっぱ、叶夢は猫なんだなぁ。
