さくらロード

「ありがとう、潤。私の為に…すごく美味しい」

「...素直なの気持ち悪い」

「なによ、さっきは可愛いとこもあるんだなって言ってたくせに」

「あれはたまたまだろ!」



他愛もない話を続けていると、気がつくと空はオレンジ色になっていた。

「もう夕方か。早いな」

「そうだね」

私たちはリビングでテレビを観ていた。

この時間帯に流れる番組は、○○サスペンス劇場とか、特番ニュース番組とかあまりみんなが見ないような番組が多い。