そう呼びかけるも、起きてくれない。
「あぁ、こりゃ駄目だな、どうしよう…」
その後、くすぐったり、耳元で名前を呼んだり、揺すったり。
でも一向に、起きる気配無し。
「あぁ、うーん…はあ、どうしよう」
ーー眠り姫みたいに、キスで起きないかな。
さっ、と頭を横切ったそんな考え。
「いやいや、それはない。……まぁでも、やってみる価値ならある、かなぁ」
いつの間にか膝にあったことねの頭と、膝の間に手を滑り込ませる。
「あぁ、こりゃ駄目だな、どうしよう…」
その後、くすぐったり、耳元で名前を呼んだり、揺すったり。
でも一向に、起きる気配無し。
「あぁ、うーん…はあ、どうしよう」
ーー眠り姫みたいに、キスで起きないかな。
さっ、と頭を横切ったそんな考え。
「いやいや、それはない。……まぁでも、やってみる価値ならある、かなぁ」
いつの間にか膝にあったことねの頭と、膝の間に手を滑り込ませる。

