先生と苺大福




先生は、口角は上がっているものの、申し訳なさそうな感情を顔に浮かべ、



「ごめんな、怖かっただろ?」



と、私の頬の熱を取るように手の甲をそっと沿わせた。



「さ、最初は少し怖かったですけど・・・先生は私が泣くまでずっとだ、抱き・・・抱きしめてくれたし・・・」



(いざ言葉に出すと恥ずかしい・・・)



「・・・ん。」



「んぎゃ!?」



突然ほっぺたを左右に引っ張られた。



「まずはそうだな、少しでも寂しくなったら俺の肩の上で泣くって約束しろー。」



「なんでふかほれ・・・(なんですかそれ)」



「教師命令だ!・・・そしたらなにか甘いもんでも奢ってやるぞ?」



「えー・・・」



命令はどうかと思うが、”甘いもの”につられてしまうあたり、自分はチョロいなあとつくづく思う。



「あと」



「はい?」



「俺がいる前ではそのかわいい笑顔でいろよー。」



そう言い残して教室から出た行った。



「無茶言わないでくださいよ・・・(笑)





・・・・・・あっ!!先生!残りの苺大福 忘れてます!!!」




          ♡ E N D ♡