いつか俺が君を幸せにできるのなら

了承してくれた桜舞を尻目に
嬉しそうに俺たちは顔を見合わせた。


時は過ぎて土曜。


勉強会当日。


俺は一足先に徠の家に来ていた。



徠「お、いらっしゃい。律佳」


律「お邪魔、します」


夕「いらっしゃい、律佳くん」


律「あ...どうも」


夕「お勉強会をするのよね?何も用意してないけど、
大丈夫かしら」


徠「へーきへーき。気にすんなよ、母さん」


夕「そう?じゃあ、戸締りはきっちりするのよ。
それじゃあ、楽しんでね」


律「はい」



出かける徠のお母さんに会釈して、ホッと息をつく。


見知った人でも...やっぱり怖いな。


人は...誰でも怖い。



徠「大丈夫か?」


律「...うん」


照「おっじゃましまーす!」


玲「徠ー!ジュース買ってきたよー」


桜人「邪魔するぞー」


李「ちょ、勝手に!」


桜舞「おいお前ら!」


徠「おー、いらっしゃい」


桜舞「いいのかよ、徠」


徠「桜舞に李利、いらっしゃい」


李「...お、お邪魔します」


徠「うちはこういうの慣れてるからへーき。
さ、早速やろうぜ」


玲「何からやろーか!」


桜人「適当でいいだろ」


照「俺、古典ー!」


李「あれ、照、古典苦手じゃなかった?」


照「...だからだよ」


全(マジなやつだ...)


徠「まぁまぁ、古典なら少しくらいは俺、教えられるから頼っていいぜ、照」


照「もー、徠兄ちゃん!」


桜舞「古典、得意なのか」


玲「徠は文系に強いんだよー?俺たちは大体
理系なんだけどね!」


李「玲空は物理だっけ?」


玲「そう!流石李利!よく知ってるね!」