玲「楽しそうだねー!」


李「まぁ、事情があるようだから、言っておくけど。
一応頭に入れて置いてあげて」


徠「あぁ、ありがとな、李利」



なんやかんや、色んな話題で話しながら、
飲み食いをしているうちに、結構時間が経っていたことに
ようやっと気がつく。



徠「早いな、もう3時だ」


桜舞「だな」


照「ついさっきお昼食べたのにねー」


李「この後どーする?」


桜人「ゲームでもしようぜ」


玲「いいねー!」



2人がそう言うなや否やすぐに何かのリモコンを取り出しゲームを起動させる。


やっぱ、兄弟多いとゲームも多いんだなぁ。


なんて俺は呑気に考えていた。



徠「桜舞はゲームとかすんの?」


桜舞「え、いや。多分今日が初めて」


李「こういうパーティ系みたいなゲーム、私も初めて」


律「楽しいよ」


桜舞「そーなのか?」


玲「律佳はめちゃくちゃ上手いからねー!
俺いっつも負けちゃう」


桜人「玲空はコントロール操作が下手なんだよ」


徠「そういう桜人はジャンプ操作が下手だけどな」


桜人「言ってろ」


照「これ使うの?」


徠「そそ。とりあえず3人が慣れるように何度か簡単な
ステージを選んで、やってこ」



徠がそう言ってから数十分、
俺たちはゲームにすっごく熱中した。



玲「うわぁ!!こっち来ないでよ、桜人!」


李「...」


照「ひぃい!李利が本気だ!」


徠「お、いいぞ。桜舞!!」


桜舞「え!?ちょ、待っ!」



あ...。