律「徠は家を貸してくれるんだから、3、3でいいと思う」


桜舞「それもそーだな」


徠「え、いーのか?」


玲「いいんだよ、徠!」


徠「なんか、悪ぃな」


李「なんで?家を貸してくれるんだから、
私たちがそれくらいしないとまずいでしょ」


律「うん」


照「じゃー、ジャンケンで決めよ」


桜人「ジャンケン?」


照「そ!勝った組と負けた組で分ける!」


玲「わかりやすくていいね!」



それから2人ずつでジャンケンをしたところ、
買った組→律佳、桜舞、玲空
負けた組→李利、桜人、俺
となった。


ありゃりゃ、これ結構珍しい組み合わせだね?


桜舞、大丈夫かな?



桜舞「俺らはジュースでも買ってくよ」


律「そーだね」


玲「任せて!」



あれ、心配は要らなさそう...?


ちょっと寂しいかもな…。


なんて思っていると、李利も同じだったのか、
お互い顔を見合わせて、苦笑した。



李「じゃあ、私たちがお菓子ね」


桜人「適当でいーか?」


徠「大丈夫じゃねぇ?」


照「楽しみだなぁ!」



ワイワイ騒ぎながら、その日の授業を終え、
月日が経ち、連休へと差し掛かった。



李「照、今日の帰り、買いに行くことになったよ」



その日の放課後、帰る支度を整えていた俺に、
李利が連絡に来てくれた。



照「了解!」



俺は明るくそう言って、先に出て行った桜人の後を
李利と一緒に追いかけた。


楽しみだなぁー!