玲「ねぇ李利?」


李「うん、玲空。言わなくても大丈夫」


玲「俺たち...似てる?」


李「それはないかな」


玲「えぇぇぇ」



項垂れる玲空を尻目に私はクスクス笑った。


ふと見つける桜舞は徠、桜人、律佳の輪の中に自然に入って照をからかっていた。


よかった。


無意識でもいい。


今は。


桜舞が心から笑えるようになるまでは時間が必要だから。



李「歓迎旅行が無事に済めばいいな...」