「・・・いっつもそう。昔からいっつも。 大事な時には、何にも話してくれない。 そんなに俺って頼りない? 年下ってだけで、そんなに言えないことってあるの?」 わたしの目をじっと見つめて、一つ一つ確認するように聞いてくる。 決して責め立てるわけではなく、どうして?っていつも、そう。 「そんなこと、ないよ。」 違う、そうじゃない。