「莉緒ちゃん…ごめんね…」 「へっ……?」 「心配させるようなことして… でも,ほんとに男3人で飲んでただけなんだ。 ほんとなんだよ?」 なんて必死に言う俺はほんとにアホかもしれない。情けなさすぎる。 すると… 「橘さんは何も悪くないよ。 私が勝手に怒ってただけだし… それに…」 ―それに? 「さっき…優真に嫉妬したでしょ?」 莉緒ちゃんは悪戯っぽく笑った。