ある日の帰り道。
太陽は沈みかけていてもう少ししたら天狗の出るときとなる直前に私は祖母のくれた形見のお守りを遊んでいるうちに無くしてしまったことに気がついた。
桜の香りがかすかに香る鈴のついた水色のお守り。
他のものだったらきっと忘れてしまうだろうがおばあちゃん子だった私にとって、あのお守りは命よりも大切なものだった。
私は日の入りの方向を見た。
「後30分は大丈夫」
といって森の方へ引き返した。
遊んだ場所は全て探した。
木の上、葉っぱの裏、モグラの穴の中。
だがどこにも見つからなかった。
「なんでないの」
私はドロドロになりながら土の上を弄った。
「一緒に探してあげようか?」
突然声が聞こえたので声の方を向くとスカイブルーの瞳をしてまつげの長い少し年上であろう色白の美少年が立っていた。
「あなたは?」
「妖だよ、探しものがあるんでしょ?」
「そうなの!おばあちゃんの形見なの」
「じゃあ一緒に探してあげるから、僕の願いを聞いてくれないかな?」
「願いってなんなの?」
太陽は沈みかけていてもう少ししたら天狗の出るときとなる直前に私は祖母のくれた形見のお守りを遊んでいるうちに無くしてしまったことに気がついた。
桜の香りがかすかに香る鈴のついた水色のお守り。
他のものだったらきっと忘れてしまうだろうがおばあちゃん子だった私にとって、あのお守りは命よりも大切なものだった。
私は日の入りの方向を見た。
「後30分は大丈夫」
といって森の方へ引き返した。
遊んだ場所は全て探した。
木の上、葉っぱの裏、モグラの穴の中。
だがどこにも見つからなかった。
「なんでないの」
私はドロドロになりながら土の上を弄った。
「一緒に探してあげようか?」
突然声が聞こえたので声の方を向くとスカイブルーの瞳をしてまつげの長い少し年上であろう色白の美少年が立っていた。
「あなたは?」
「妖だよ、探しものがあるんでしょ?」
「そうなの!おばあちゃんの形見なの」
「じゃあ一緒に探してあげるから、僕の願いを聞いてくれないかな?」
「願いってなんなの?」
