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聖楓高校の校門の前に馬鹿でかいバイクが駐車してある。
その後ろに車を停めて俺とレナさんは外に降りた。

「烏丸のバイクか…」

その時、校舎から悲鳴が聴こえてきた。

木崎絵梨奈のだ。

俺はダッシュで向かうと、3階の窓際で誰かが暴れている様子が見える。

「祐介やめろ!!」

「うわぁぁぁー!!」

祐介が逃げ惑う絵梨奈に金属バットを振り回していた。

俺は急いで校舎に入り、階段を三段飛ばしで駆け上がって行く。

だが、途中で俺はある後ろ姿を発見した。