奏多にぃに会いたくて2階の部屋へ急いで
向かった。

「ばーか走るな!」本気で怒られた

「ついつい!」

奏多にぃの部屋は黒で統一されていて物がほぼ無い
あるのは医学書と表彰されてした数々のトロフィーや賞状だった

「奏多にぃ!彼女いるの?」

「なに?いきなり!どうだっていいだろその情報」
すると奏多にぃは机の上にあった、写真縦をポケットにしまいこんだ。


「あっ今なんかしまったでしょー!!!」

知ってるよその写真が何か。
奏多にぃの彼女の真愛(まな)さんだってこと。

信じたくないし、認めたくもないけど、
長らく病院にいたら嫌でも噂は聞こえてきてた。


真愛さんは病院の看護師さん。小柄で身長も低くて可愛いらしい。お兄ちゃんが海外に行く前からのお付き合いなのだとか

だからあえてきいてみた。