キーンコーンカーンコーン

「よし、授業やっと終わったぁ!!遊ぶぞ!!」

私が高校生2年生の時、こう君が元気だった時の話。
チャイムがなったとたん校庭へ飛び出していったり、先生が黒板を書いているすきに手紙をまわしたりと、こう君はやんちゃだった。
でも、感覚は小さいときのままなのか、満面の笑みで私のことをあーちゃんと呼んでくる。

「あーちゃん、お弁当一緒に食べようよ!」
「いいよ~!一緒に食べよ!」

こう君は無邪気だった。無邪気なこう君に対し、たまにきつめな言葉を投げかけてしまう自分が嫌だった。
こんなとき、胸がチクリと痛む。