危ナイ隣人

近藤と競うようにしてあれだけ食べたらね……こうなるよね……。


こういう無茶をする辺りは、普通の男の子だなーと思う。



くるみはくるみで、自分のキャパ以上に食べて撃沈している辺りが彼女らしい。


もちろん全制覇には到底及ばない量だけど、自分がとってきた分は全部食べてるところはさすがだ。



「これじゃ、しばらく動けそうにないね」


「そうだね。平日は時間制限のないお店でよかったよ」



相変わらずレモンティーを飲み進める真帆は、腹8分目に抑えて食べたらしく、全然余裕そう。


私も一応は自分のキャパを考えてスイーツを選んだから、今のところ屍にはならずに済んでる。



「今のうちにお手洗い行ってこよっかな」


「あ、さっき私も行ったけど、このフロアにはトイレなかったよ」



席を立ったものの、真帆に言われて先にフロアを見渡す。



あ、ほんとだ。


入口付近に貼られた紙に、女性トイレはビルの2階と4階、7階にあるって書いてある。