好きのその先を




カバンを持って前の扉に行く途中に声をかけられた。



「 せっかくだし一緒に帰らない? 」



一瞬誰に言ってるのかと思ったけどこの教室にはもう実行委員の4人しか居ないわけで___



「 あ、うんいいよ! 」


平然と返事をする愛花を見て後ろにいた男子だと理解する。




4人で帰るなんて想定外すぎるけど…
なんか青春って感じで嬉しい、、。




靴を履き替えて4人並んで帰路につく。