井久田先輩と、少しの時間 野球部を眺めながら、お話し その場で解散。私は、教室へと戻った。 さっきまで、持っていた鉛筆を 筆に変え、いきなり描き始めた。 画材は、油絵の具にし塗り重ねて いくことにした。 さっきまで、 どう描こうか悩んでいた事が 嘘のように、思いつくままに 絵の具を重ねた。 とにかく、楽しくて仕方がなかった。