地味女子。〜恋物語〜


先輩は、大絶賛。

私は、褒められると思っていなくて
なんだか、にやけてしまった。

「よし、これにしよう。」

田知先輩は、にこにこしながら
そういった。

「そうだね。」

井久田先輩も、微笑みながら
賛同した。

「じゃあ、これを絵にしよう。」

田知先輩が、にこにことしながら
そう言った。

私は、まさかそういう展開になるとは
思っていなくて、驚いたまま

「....これを?

こ、これをですか・・・?」

と、先輩に聞き返す。

「そう、これを。」

井久田先輩がそう言い、私の手元に
キャンパスを置いた。

50×50の
少し大きいかなと感じるくらいの
キャンパスだった。

「次の部活は、絵!
とにかく、これを描いて!
期限は、1か月!じゃ、今日の部活はここまで。」

田知先輩が、そう言い残し
2人とも教室を出ていってしまった。


(どうしよう.....人なんて描いたことない...)

内心、不安を感じつつも
どこか、楽しんでいる自分がいた。