この日を境に、 私は、本格的に絵を描き始めた。 (誰かの気持ちを、少しでも いい方向に動かしたい。) そんな思いで、描いた。 とにかく、部活の日も無い日も 毎日毎日、描き続けた。 その甲斐あってか、作品は、 何度かコンテストに出してもらい、 入賞もした。 その度に、学校新聞にも 取り上げられた。 それもあってか 面白そうと、入部希望者が現れ 部活は、必然的に 継続できることになった。