ノンフィクションにご注意を

なんと許斐君は私が一時停止にしているゲームを、すでに全部クリアしてるらしい。


許斐家のリビングに同じゲーム機があるのは知ってたけど、まさかソフトまでかぶってたとは!


「お願い許斐君!ラスボス倒すの協力してっ!」


「えっ……」


思わず顔を近づけて頼んでから、ハッとした。


わっ、私ったら何言ってるの……っ!!


たった今許斐君がちょっと読書してから寝るって聴いたばかりなのに、アホ摩友子!


幾ら明日も休みだからって、ムリヤリ許斐君を巻き込もうとするなぁ~~~!!


「ごめん、今の忘れて!」


「………いいよ」