ソワソワしながら登校して、いつもより早く学校に着いた。
レッスン室はいつもの部屋。
窓の向こうのベンチはまだ空いたまま。
早く来ないかな。
今日も窓を開けておこう。
先輩が来たら分かるように。
バックから譜面を出して鍵に触れる。
雑音はない。
けど、集中はできない。
だって、昨日の夢がまた見れるんだから。
集中なんて出来るわけがない。
けど、先輩はいつになっても来なかった。
もう、ショート15分前。
少し早いけど、教室棟に戻ろう。
もしかしたら、先輩に会えるかもしれない。
普通棟に行く足が自然と早くなる。
「綾仁くん、こっちだよ〜。」
え?
音楽科棟と普通棟を繋ぐ渡り廊下を渡り切った所に、先輩がいた。
後ろ姿だけど分かる。
いたんだ、先輩は。
隣に女の先輩を連れて。
女の先輩は、先輩の腕に抱きついてる。
レッスン室はいつもの部屋。
窓の向こうのベンチはまだ空いたまま。
早く来ないかな。
今日も窓を開けておこう。
先輩が来たら分かるように。
バックから譜面を出して鍵に触れる。
雑音はない。
けど、集中はできない。
だって、昨日の夢がまた見れるんだから。
集中なんて出来るわけがない。
けど、先輩はいつになっても来なかった。
もう、ショート15分前。
少し早いけど、教室棟に戻ろう。
もしかしたら、先輩に会えるかもしれない。
普通棟に行く足が自然と早くなる。
「綾仁くん、こっちだよ〜。」
え?
音楽科棟と普通棟を繋ぐ渡り廊下を渡り切った所に、先輩がいた。
後ろ姿だけど分かる。
いたんだ、先輩は。
隣に女の先輩を連れて。
女の先輩は、先輩の腕に抱きついてる。