出会い

「僕をこれ以上、怒らせないで!」

「…っ!!!」

「僕は家族のあたたかさとか知らない!だから!なにもかも自慢にしか聞こえないんだ!」

「ごめんなさいっ…」

「見る?僕がなにをされていたのか」

傷を見られたら、嫌われる…

だけど、それでいいんだ。

密かに嫌わないでと思いながら、僕は前髪を上げて傷を見せた。

「っ!!!」

この傷は、消えないらしい。