不機嫌そうに声をあげたのは、
私の幼馴染みの奏だった。
「なんで奏がロミオなの!!」
「なんで結乃がジュリエットなんだよ!!」
お互い顔を見合わせて叫ぶ。
本当に、なんで奏がロミオになるの。
奏とは小学校の出会いがきっかけで、
仲が良いからずっと仲良くしている。
もっとも、私は奏のことが好き。
この気持ちを気付いて伝えられないまま、
幼馴染みとして二年間が過ぎた。
幼馴染みなのに、今さら好きですなんて。
そんなこと言ったら
どんな顔をされるか分からない。
「幼馴染みでロミジュリって
ものすごくロマンチックね!」
「いいなぁー。私も奏君がロミオなら
ジュリエットの役やりたかったよ。」
あーあ。私は変わってほしいくらいだよ。
私の幼馴染みの奏だった。
「なんで奏がロミオなの!!」
「なんで結乃がジュリエットなんだよ!!」
お互い顔を見合わせて叫ぶ。
本当に、なんで奏がロミオになるの。
奏とは小学校の出会いがきっかけで、
仲が良いからずっと仲良くしている。
もっとも、私は奏のことが好き。
この気持ちを気付いて伝えられないまま、
幼馴染みとして二年間が過ぎた。
幼馴染みなのに、今さら好きですなんて。
そんなこと言ったら
どんな顔をされるか分からない。
「幼馴染みでロミジュリって
ものすごくロマンチックね!」
「いいなぁー。私も奏君がロミオなら
ジュリエットの役やりたかったよ。」
あーあ。私は変わってほしいくらいだよ。



