下を覗きこむとくらりと目眩がした。

この高さからとべば、
俺は真っ逆さまに落ちて
確実に死ねる。

「好きだった。ごめんね。」

最後の1歩を踏み出そうとしたとき。









「待ってよ!」







愛しい君の声がした。