「んッ....ねぇ、待って···?」

「ん?待てないけど...」

って
いつも話しの途中で
こうして手をだしてくる。


ちゃんと話したのに...


「柊くんっ」

はぁとため息をつき柊くんは
「なに?」

「たまにはさ、お家だけじゃなくて
お出かけしたいなって··」


「それもいいけどさ、俺はこうして
紗奈とくっついてるほうが好きだな」

って再びさっきの続きをしようとする。