君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~

「紗奈」
「えっ?!悠斗どうしたの??」

キョトンした様子の紗奈。

「お前昨日さー···」


鍵のことと
朝ごはんのお礼を言おうとしたら

「紗奈〜」

「あっ柊くん」

柊って確か
紗奈の彼氏····


「仕事終わってたなら連絡欲しかったな。
今日はさ·· 」


俺に気づいてチラっとこっちをみる
紗奈の彼氏。

“紗奈の知り合い?”
って聞こえてきたから


「こんばんは。伊藤さんには仕事で
お世話になってるので。
見かけたからご挨拶に」


って全くのうそをついた