君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~

泣いちゃだめ。
我慢しなきゃ。
悠斗に心配かけたくない···

「あ、たまにはね!ちょっと作り過ぎちゃって」
って必死に笑いながら誤魔化す。

正直に言えばいいのに。
なんで言えないの?


私は料理をあたためようとキッチンへと向かおうとすると

クイッと手を引かれ
後ろから悠斗に抱きしめられる。

「紗奈··なんで泣いてんの··」
切ない声で心配そうに私に聞く悠斗。

「泣いてないよっ?ちょっと目が乾いちゃって」
キュッ··と悠斗の抱きしめる力が強くなり

「紗奈、こっち見て」

だめ···
今悠斗をみたら我慢してる涙が溢れる。

私が見ようとしないと
そっと頬に触れられ
「紗奈」
って優しい声で呟く悠斗。