君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~

紗奈side

今まで当たり前に
私ができる家事は全部やってきた。
ご飯作りはもちろん
片付けや掃除、洗濯。


少し疲れたり
ゆっくりしたい時があって
たまたままだ片付けてない時があって。

“まだ片付けしてなかったのか?”

って深くため息を疲れた事が何度もあった。

その時の私は
嫌われたくなくて

気づけば無意識に全部完璧にしようとしてた。


悠斗と過して
悠斗は違うって頭では分かってるのに
身体は無意識に動いてた。
頭のどこかに
“嫌われたくない”
“幻滅されたくない”
って言葉があったのかもしれない。


そんな私に
いつも怒らない悠斗が
“俺そんなに頼りない?”
って怒ってくれた。