君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~

夕飯を食べ終え、
紗奈は片付けをしようと
食器をキッチンへと運ぼうとする。


「紗奈、俺やるから休んでろよ」
と、紗奈の持つ食器を取ると

「大丈夫だよ」


なんで···
全部自分でやろうとするんだ?
「紗奈ご飯も作ってくれてんだから。片付けは俺がするから」

俺がそう話すも
「悠斗はお風呂入ってきちゃいなよ。その間に··」

「紗奈っ」

気づいたら俺は紗奈を壁後しに
押さえつけてた。

「悠斗··?」

「なぁ、俺そんなに頼りない?なんで全部やろうとするんだよっ」

「そんなつもりじゃ··」

つい、強い口調になる俺に
紗奈の瞳はふと潤む。