君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~

悠斗side

新居に引越してから
しばらくたち。

紗奈も仕事に復帰した。
少しずつ紗奈は元気になってるけど
ふとした瞬間、
まだ思い出すみたいで
身体が反応する。


その度に俺に
“ごめんね”
って辛そうに苦笑いする紗奈。

謝んなくていいのにな··。
多分、謝るのが癖になってんだろうな。



紗奈は家事をよくしてくれる。
ご飯を作るのはもちろん、
掃除や洗濯まで。

もちろん俺も手伝うけど
「大丈夫だよ、すぐ終わっちゃうから」
ってすぐに自分だけでやろうとする。