「おはよ、紗奈」
功くんはふと笑い
私の髪に触れる。

触れられ私の身体はビクっとする。

「そんな怖がるなよ。今日あいつにあったよ、紗奈の元彼」

「悠斗··?」
「そ。紗奈のこと心配してたけど、大丈夫だって言っといた。あと会社にも、もう行かないって辞表送っといた。」

なんで··?
どうしてそんな事するの···?

「なんで···」

ふと私の身体はベッドへと沈み

「っ···」
功くんは私の唇に触れ

「そんなの。紗奈を独り占めしたいからに決まってるだろ?」

そう言って私にキスをしてくる。