その表情にドクドクする私の鼓動。
抵抗出来ずにキスされた事にイライラする。
同時に悠斗の顔が浮かぶ。
申し訳なさと後悔でいっぱい。


捕まれる手は力強く···
「ねぇ··どうして私に付き纏うの?!」

功くんは私の耳元で
「そりゃ··紗奈が好きだからな」
って呟く。


その言葉にドクっと鼓動が鳴る。
その時功くんのスマホが鳴る


「じゃあそろそろ行くわ。また明日な」

そう、言って資料室から出る。


同時に力が抜けてその場に
座り込む私。