紗奈side



月曜日

朝は悠斗が会社まで送ってくれた。
帰りはどうしても時間が合わないから
“気をつけて帰れよ”
って悠斗はすごく心配してた。


会社で友紀ちゃんに会うと
友紀ちゃんは心配そうに私をみつめる


「ごめんね、紗奈。土曜日に悠斗くんから連絡があってね···大学の頃の話ししたの。」

「そっか··。あのね」

私は友紀ちゃんに
功くんとの出来事を話した。

「やっぱりそうだったんだね···。紗奈、大丈夫?」
「ん··。悠斗がいてくれるからまだ大丈夫かな」

「悠斗くんいて本当に良かった···。」
って友紀ちゃんは私を抱きしめる。