夢なのに
怖くて、震える私を悠斗は
キュっと抱きしめてくれて

「紗奈、夢だから」
って優しい言葉をかけてくれる。

分かってるのに
もし現実になったらと思うと
怖い。


「ごめんね、悠斗··」

「謝るなよ、俺は紗奈の傍にいることしか出来ねぇし。」

そんな事ない

悠斗がこうして
傍にいてくれるだけで

私はすごく安心できる。


「ありがと、悠斗··」

「ん。とりあえず朝飯作ったから食べよ。っても昨日寝たの遅かったからもう昼飯だけど笑」


悠斗が傍にいてくれて
ほんとにありがとうの気持ちでいっぱい。