君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~

微かに震える紗奈の唇。

拒否されるかと思ったけど
紗奈は俺が触れるのを
受け入れてくれてる。


泣き腫らした
紗奈の瞳。

いつも笑顔で
笑ってたのに

当然だけど
昨日から笑顔を見てない。



なぁ、紗奈

俺は紗奈を
安心させられてる?


俺といる時ぐらいは
あいつの事を思い出させたくない。




いつもよりも俺は
ゆっくり紗奈にキスした。

今までよりも
長い時間ー···