君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~

その表情に
胸がキュっと苦しくなる。

「悠斗に迷惑かけたくないよ··」
「俺迷惑だなんて言ったか?」

「ううん··」
「だろ?このまま紗奈を家に1人にさせて、また功って奴に紗奈が傷つけられたら嫌だし。俺のわがままだけど、今の紗奈を1人にさせたくない。」


「悠斗··っ」


たくさん泣いたのに
私の涙は止まらない。

キッチンの床で泣き続ける私を
悠斗は抱きかかえ
そのままベッドに座らせてくれた。