君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~

でも

悠斗に抱きしめられて

さっきまでの不安や怖さが
和らいだ。


これから
こんなことが
続くの?

その度に
悠斗に迷惑かけるの?


そんなの嫌っ···


「悠斗··」
「ん?」

「やっぱり、このままじゃ悠斗に迷惑かけちゃう。私家に··」

“家に帰る”

そう、言おうとしたら

耳元に悠斗の手が触れ

「ごめんな、それは俺が嫌だ。」
って少し切ない声で
ふと笑いかけ
私を見つめる。