君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~

「昨日ね、仕事から帰ったら··功くんがいて。理由聞いたら、お父さんから引き継いだ仕事が向いてないからって辞めて、こっちに戻ってきたみたいでね。」


私は昨日とさっき起こった事を
悠斗に話しはじめる。


怖かったけど
悠斗には
ちゃんと話しておきたかった。

嫌われる覚悟で。


「私、会った瞬間に忘れてた記憶が全部思い出しちゃって。怖くて··拒むこともできなくて。怒らせたらまた··手だされちゃうってそれしか頭になくて····」


どうしよ
また
息が辛くなってきた

「紗奈?」
「ごめんなさい···悠斗···」

「無理して話すな。また苦しくなるから」

やっぱり悠斗は
優しいね··