君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~

ソファーに座り
暖かいココアを飲みながら
紗奈はゆっくり話しはじめた。

それは、昼間友紀ちゃんが話してた
大学生の頃の元彼の話し。

紗奈が話してくれたのは
昼間聞いた話しとほぼ一緒だった。

話しをする紗奈は
やっぱり辛そうで。


手を少し震わせながら
ゆっくり話す。

俺は
紗奈の手を握りながら

ただ紗奈の話しを聞いてた。


内心めちゃくちゃイラついてたけど。