君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~

「ただいま」

眠そうな紗奈に
軽くキスをした。

「おかえりー··」
とぼんやり答える紗奈。

「紗奈、なんかあった?」
テーブルにあった酒が気になり
紗奈に聞くと
紗奈は起き上がり
気まずそうに
小さく頷く。

「あのね···。」
話し始める紗奈は
うっすらと目が潤み始め

「今日、書類届けに悠斗の会社に行ったの。その時ね··」

紗奈はゆっくりと話しはじめる。

てか、来てたんだ今日。
連絡してくれたら会ったのにな。