紗奈side

昼休み。
売店近くを歩いてたら、
翔先輩と悠斗が歩いてるのを見かけて…
なんであの二人が??


気になって、2人をおってみたら

聞きたくないことが
耳に入ってくる。

うわき??
二股…???
翔先輩が…???

嘘だよね……………???
当然、その場に入れなくて

なんで…??
って信じられない気持ちでいっぱいになった。



「紗奈っ」

グイっ
と後ろから腕を捕まれる。

「翔先輩離し……ゆう……と…」
先輩だと思って振り向いたら
腕を掴んでたのは
悠斗。

「ごめん、先輩じゃなくて……」
とキュッと私の手を握りしめる。
その表情は
どこか切ないような悲しそうで…

「悠斗……」

すると、私の体は悠斗に引き寄せられ
抱きしめられる。