震災の影響から生徒はかなり減っていた。
避難してまだ帰ってきていない人が大半だった。

そのクラスの中で私に『親友』ができた。
親友は私のことを受け入れてくれた。
そして私も親友のことを受け入れた。

いじめられた時、私は友達は溢れるほどにいた。
だが、その上っ面な友情のおかげで、
何人いようと切り捨てられた。
それを経験したので多くを求めず
友達、なんて存在は1人いれば十分だった。