溶けたキャンディ

いやっ…どういうことなの?
私は、部屋から出ようとしたその人の腕を掴んだ。
その人は、静かに振り向いた。
「なに…。」
私は、掴んだ腕を離した。
目が…
また違う。
最初の目でも。
さっきの目でも。
でも…
少し冷たいような。
「抵抗するもんだと思ってたからさ…普通。こういうことされたら」
なんだ…
また、しょうもない人か。
「しょうもな…」
レイプとかしてみたい。とか、そんなこと思って
こんなことしたのか。
ダサ
私はあきれた。
年上であることを忘れて、つい言ってしまった。
「は…?」
その人は目線をわたしに向けた。
私に向ってゆっくりと歩いてきた。
また、
壁に追いつめられた…。
私が下を向いていると、顎を手で持ち上げ
私と目線が合うようにした。
「俺とそういうことしたいの?」