隼人たちは、美優に龍雅さんから聞いていた美優のことを話した。
龍雅さんは自分が暴走族に入っている事を美優には言っていなかったらしい。
一通り話し終え、隼人が美優に言った。

「美優俺達がお前を闇から救い出してやる。だから姫になれ。」

しかし美優は、
「ならない。」
と意見を曲げない。

すると他の4人も
玲於「美優ちゃん、隼人だけじゃない。俺達も美優ちゃんの事認めたんです。」

一颯「そうだよ。僕もみったんを助ける。みったん一緒にいてよぉ」

遥輝「そうだぜ美優。だから俺達の姫になれよ」

斗真「俺も美優ならいい。」
そう言った。

美優「だから、私は姫にならないって何回言えばわかるの?皆納得してなかったのに、私がお兄ちゃんの妹だって分かった途端に姫にするの?それ可笑しいと思わない?約束?そんなの私には関係ない。私は1人で生きていくって決めたの。いい加減ほっといてよ!!」

美優は部屋を飛び出した。

…美優は気づいていない。自分がどんな顔をしていたのか。