また夢を見た
(いつも通り学校へ行き、いつも通り授業を受けていた。が、私の隣の窓ガラスが勝手に割れたのだ。窓ガラスの近くにいたのは私以外誰もいなかった。私はいつの間にか、怪我をしていた。)

次の日

まただ…。また夢と同じだ。

次の日

私は驚いた。朝起きて足を見ると昨日の怪我があったのだ。

澪「昨日は本当の現実か?……とりあえず学校に行って確かめよう!」

学校

澪「おはよぉ」
音「風邪?」
桜「ほんと大丈夫?」

やっぱり私は昨日、現実にはいなかった。

中藤「澪音!大丈夫か?」
澪「はい///」

いつの間にか、宮川から澪音と呼ばれるようになっていた。澪音は嬉しくて仕方がなかった。

中藤先生のことは誰にも教えていなかった。
私だけの秘密。

澪音は週に3回しかない中藤先生の授業を、本当に大切にしていた。