【短完】甘い甘いチョコレートに、長年の想いを乗せて










「澪は俺のもの。夢みたいだ。」

『私も幸せだよ。』

「澪。大好きだ。もう絶対に離さねぇ。」

『嬉しい。』



飛鷹が顔を近づけてきたから、私も目をつぶった。

付き合ったその瞬間にキス、なんて思うかもしれないが両片思い期間を含めれば10年以上だ。だからやっと、飛鷹に思いが通じたのだと本当に嬉しかった。


名残惜しそうに熱が離れていく。

「帰ろう、澪。」

『うん!』


私は今日もこれからも、あなたの隣は誰にも譲らないの。



チョコレートに乗せて、私の想いは届けることが出来たかな?飛鷹。


その答えなんて分かってる。

顔を嬉しそうに緩めて私を見る彼こそが何よりも答えなのだと。













終。