コンコンっとノックする音が聞こえて海斗が入ってきた。
「調子どーだ??」
「もう大丈夫だよ。」

「ちょっと目見させて?」
そう言って海斗はあっかんべーをするみたいにして目を見た。

あれ?顔近い……
「咲良どーした?急に顔赤くなったけど具合悪くなってきた!?」

「いや、そーゆーわけじゃなくて……」

「熱測っておこうか。」
海斗のばかっ!
あんなに距離近かったら顔赤くもなるよっ