目が覚めた時、私は事故の衝撃での体の痛みと

体が鉛のように重たいのに気付いた。


「咲良ちゃーんご飯だよ〜」
そう言って看護師さんが夕食を持ってきてくれた。

正直食欲ないし体も重くて座ってるだけでも辛かった。

「ありがとうございます。」
そう言って平然を装った。

大丈夫。
まだ大丈夫。

でも夕食には一切手をつけられずにいた。